暑雨(読み)しょう

精選版 日本国語大辞典 「暑雨」の意味・読み・例文・類語

しょ‐う【暑雨】

  1. 〘 名詞 〙 夏の暑いころに降る雨。蒸し暑いときに降る雨。
    1. [初出の実例]「暑雨濛濛霧満簾、旅窓寂寞対牙籤」(出典:艸山集(1674)一七・客居得淹字)
    2. [その他の文献]〔書経‐君牙〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「暑雨」の読み・字形・画数・意味

【暑雨】しよう

夏むし暑くて雨ふる。〔書、君〕夏、雨なれば、小民惟(こ)れ曰(ここ)に怨咨(ゑんし)す。(きかん)(酷寒)なれば、小民亦た惟れ曰に怨咨す。厥(そ)れ惟れい哉(かな)。

字通「暑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android