暖寮(読み)ノンリョウ

デジタル大辞泉 「暖寮」の意味・読み・例文・類語

のん‐りょう〔‐レウ〕【暖寮】

《「のん(暖)」は唐音禅寺で、新しく入寮する僧が、古参の人々に茶菓などを振る舞うこと。暖寺のんじ暖席のんせき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「暖寮」の意味・読み・例文・類語

のん‐りょう‥レウ【暖寮】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「のん」は「暖」の唐宋音 ) 仏語禅宗で、新しく入寮する人が、すでに入寮している先輩に対して茶、菓子などをふるまうこと。また、他の人々が新しく入寺した人を祝賀すること。暖寺(のんじ)
    1. [初出の実例]「両班侍者暖寮固停止之」(出典:内閣文庫本建武以来追加‐貞治七年(1368)二月一三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む