茶菓(読み)チャカ

精選版 日本国語大辞典 「茶菓」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐か‥クヮ【茶菓】

  1. 〘 名詞 〙 茶と菓子。さか。
    1. [初出の実例]「庚申閑守尊尼父、茶菓礼成申夜切」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)五・秋夜守庚申〈輔仁親王〉)
    2. 「御休憩所に案内して、茶菓(チャクヮ)を差上げる」(出典藤棚(1912)〈森鴎外〉)
    3. [その他の文献]〔晉書‐陸納伝〕

さ‐か‥クヮ【茶菓】

  1. 〘 名詞 〙 茶と菓子。ちゃか。
    1. [初出の実例]「やつがれ年ごろ閑暇の茶菓(サク)に是をもてあそびて」(出典:歌謡・松の葉(1703)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「茶菓」の読み・字形・画数・意味

【茶菓】さか

茶と菓子。

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