唐宋音(読み)トウソウオン

精選版 日本国語大辞典 「唐宋音」の意味・読み・例文・類語

とうそう‐おんタウソウ‥【唐宋音】

  1. 〘 名詞 〙 日本の漢字音一種鎌倉室町から江戸時代にかけて禅宗僧侶商人などによって伝えられた、中国の宋以降の中世音に拠るもの。「鈴(りん)」「瓶(びん)」「行灯(あんどん)」「普請(ふしん)」の類。唐音とも。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む