暖簾を分ける(読み)ノレンヲワケル

デジタル大辞泉 「暖簾を分ける」の意味・読み・例文・類語

暖簾のれん・ける

商家で、長年よく勤めた店員などに新たに店を出させ、同じ屋号を名のらせる。そのとき、資金援助をしたり、得意先を分けたりする。

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精選版 日本国語大辞典 「暖簾を分ける」の意味・読み・例文・類語

のれん【暖簾】 を 分(わ)ける

  1. 商家で長年よく勤めた奉公人に、新たに店を出させて同じ屋号を名のることを許す。
    1. [初出の実例]「暖簾(ノレン)を分けて戴いたも母上様(おっかさま)の庇蔭」(出典怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝二一)

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