暗弱(読み)アンジャク

デジタル大辞泉 「暗弱」の意味・読み・例文・類語

あん‐じゃく【暗弱/闇弱】

[名・形動]ものの道理がわからず、気力にとぼしいこと。また、そのさま。
「上に立つ君は…或は―にして天職を奉ずること能わず」〈西周・百一新論〉

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精選版 日本国語大辞典 「暗弱」の意味・読み・例文・類語

あん‐じゃく【暗弱・闇弱】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 愚かで気力の弱いこと。また、そのさま。主として、君主やその後継者について用いる。
    1. [初出の実例]「上皇の暗弱なるを利して」(出典:読史余論(1712)一)
    2. 「上に立つ君は〈略〉或は暗弱にして天職を奉ずること能はず」(出典:百一新論(1874)〈西周〉下)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐董卓伝〕

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