暴漲(読み)ぼうちょう

精選版 日本国語大辞典 「暴漲」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ちょう‥チャウ【暴漲】

  1. 〘 名詞 〙 にわかに水がみなぎること。
    1. [初出の実例]「川水暴漲、直衝城垣、人馬漂溺」(出典国史略(1826)二)
    2. 「潴水(たまりみず)暴漲(ボウチャウ)堤防之を支持するを得ず」(出典:新聞雑誌‐二三号・明治四年(1871)一二月)
    3. [その他の文献]〔新唐書‐李建伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「暴漲」の読み・字形・画数・意味

【暴漲】ぼうちよう

急にみなぎる。

字通「暴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android