


(きよう)に從ひ、米に從ふ」とし、また
(ひよう)に従う古文の形を録して、字を
声とする。また別に夲(とう)部十下にも相似た字があり、「疾(すみ)やかにして趣(おもむ)く
るなり」とあって、この字を暴疾の意とする。しかし暴露と暴疾の字はもと一字、〔説文〕は誤って両形二字とし、別解を施したものであろう。同じく獣屍の象をとるものに皋(こう)・
(えき)があり、皋はその色の皋白をとり、
は
敗(とはい)(ぼろぼろになる)繹解(えきかい)(組織が解ける)の意をとる。骨を原野に暴(さら)すというのが字の原義。強烈な風雨日射で忽ち暴露し、繹解する、ゆえに暴疾の意となる。暴(ばく)の音は卜と同じく、熱して裂ける音を示す擬声語である。
、能和岐乃加世(のわきのかぜ)/暴雨 无良佐女(むらさめ)。辨色立
の
同じ 〔名義抄〕暴 アラシ・ニハカニ・サラス・ノイフス・タチマチ・ホシイママ・ハシ・トシ・タケシ・ヲカス・アラハス・ツヒニ・ソノ・ハラサラス・タタク・モロシ・ヤブル・ホロブ
・爆・瀑など七字を収める。爆は
く、瀑は疾雨。それぞれ暴の声義を承ける字である。
kは同声。いずれも暴疾の意がある。爆pe
kは、火の破裂する音。卜pok、剝peok、白beakなども、同じ系統の語であろう。
▶・暴衣▶・暴骸▶・暴骨▶・暴
▶・暴屍▶・暴炙▶・暴首▶・暴処▶・暴著▶・暴白▶・暴巫▶・暴布▶・暴揚▶・暴練▶・暴露▶・暴悪▶・暴威▶・暴
▶・暴飲▶・暴雨▶・暴苛▶・暴悍▶・暴漢▶・暴棄▶・暴起▶・暴貴▶・暴客▶・暴虐▶・暴逆▶・暴急▶・暴挙▶・暴強▶・暴君▶・暴
▶・暴虎▶・暴寇▶・暴興▶・暴行▶・暴豪▶・暴傲▶・暴刻▶・暴酷▶・暴忽▶・暴作▶・暴死▶・暴恣▶・暴疾▶・暴集▶・暴鈔▶・暴上▶・暴臣▶・暴人▶・暴水▶・暴征▶・暴政▶・暴説▶・暴然▶・暴卒▶・暴奪▶・暴徴▶・暴漲▶・暴敵▶・暴殄▶・暴徒▶・暴騰▶・暴動▶・暴発▶・暴富▶・暴風▶・暴蔑▶・暴慢▶・暴民▶・暴猛▶・暴雷▶・暴乱▶・暴濫▶・暴吏▶・暴掠▶・暴略▶・暴陵▶・暴力▶・暴戻▶・暴令▶・暴
▶・暴斂▶
暴・枉暴・横暴・苛暴・干暴・姦暴・虐暴・逆暴・禦暴・凶暴・狂暴・強暴・驕暴・禁暴・剛暴・傲暴・刻暴・酷暴・昏暴・残暴・肆暴・自暴・侵暴・粗暴・躁暴・貪暴・煩暴・慢暴・猛暴・乱暴・陵暴出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...