暴虎(読み)ぼうこ

精選版 日本国語大辞典 「暴虎」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐こ【暴虎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「暴」は手で打つ意 ) 虎を手で打つこと。無謀な行為のたとえにいう。
    1. [初出の実例]「暴虎当断而必断、蔡邕之議未兼施」(出典菅家文草(900頃)八・弁地震)
    2. [その他の文献]〔詩経‐鄭風・大叔于田〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「暴虎」の読み・字形・画数・意味

【暴虎】ぼう(ばう)こ

虎を手うちにする。〔論語、述而〕暴虎馮河(ひょうか)(河をかちわたる)、死すともゆること無きは、吾(われ)與(くみ)せざるなり。

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