普及版 字通 「曦」の読み・字形・画数・意味


20画

[字音] ギ・キ
[字訓] ひのいろ・ひかり

[字形] 形声
声符は羲(ぎ)。〔玉〕に「日の色なり」とみえ日光をいう。羲和(ぎか)は太陽の御者。晋の郭璞の〔遊仙詩〕に「朱羲」、謝恵連の〔秋懐詩〕に「傾羲」という語があり、ともに陽光をいう。曦はその後起の字である。

[訓義]
1. ひのいろ。
2. ひかり、日のひかり。

[古辞書の訓]
名義抄〕曦 ヒ・ヒカル・カガヤク 〔字鏡集〕曦 ヒカリ・ヒカル・ヒノヒカリ・ヒノイロ・カガヤク

[熟語]
曦景・曦月曦軒曦光曦舒曦曜曦輪
[下接語]
円曦・炎曦・赫曦・寒曦・光曦・朱曦・春曦・曙曦・昇曦・晨曦・新曦・暖曦・朝曦・冬曦・晩曦・奔曦・流曦

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android