曲げ込む(読み)マゲコム

デジタル大辞泉 「曲げ込む」の意味・読み・例文・類語

まげ‐こ・む【曲げ込む】

[動マ五(四)]品物を質入れする。
細君の著替を一枚質屋に―・ませて」〈虚子俳諧師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「曲げ込む」の意味・読み・例文・類語

まげ‐こ・む【曲込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. 品物を質入れする。まげる。
    1. [初出の実例]「七ツやへまげこみひとへものいちまいにて、やぐにくるまり」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)
  3. 曲げて、中へ折り入れる。
    1. [初出の実例]「余程唇の方を内部へ曲(マ)げ込(コ)むやうにせねば舌が其に届かなかった」(出典:続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉九三)

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