曲師村(読み)まげしむら

日本歴史地名大系 「曲師村」の解説

曲師村
まげしむら

[現在地名]川島町曲師

下狢しもむじな村の南東にあり、集落出丸本いでまるほん村の西に続く自然堤防上に発達する。近世には出丸七ヵ村の一。田園簿に村名がみえ、田高一〇八石余・畑高七五石余・野高二三石余で、川越藩領。ただし、この高には北方西谷にしや村の高が含まれていたと思われる。のちに同村は分村し、寛文四年(一六六四)の河越領郷村高帳では高二五五石余、反別は田二一町余・畑一九町九反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android