曲沼村(読み)まがぬまむら

日本歴史地名大系 「曲沼村」の解説

曲沼村
まがぬまむら

[現在地名]会津坂下町沼越ぬまこし

北を阿賀川が西流し、東は砂越すなこえ村、西は東河原ひがしかわら村。慶長一六年(一六一一)の会津大地震以前は越後街道が通っていた。村名はもと村北に大沼があり、六つに曲がっていたためと伝える(新編会津風土記)。「会津旧事雑考」所収天喜五年(一〇五七)六月三日の八幡宮神役目録に「青木曲沼矢鏑流馬としかへ」とある。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では高六二五石余。青津組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記では高六二九石余。化政期の家数三七(新編会津風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android