曲田I遺跡（読み）まがたＩいせき

日本歴史地名大系 「曲田I遺跡」の解説

曲田I遺跡
まがたＩいせき

[現在地名]安代町 荒屋 曲田

安比（あつぴ）川支流の新田（につた）沢によって開析された小段丘と欠（かけ）の山・馬場（ばば）山に挟まれた小規模な崖錐性扇状地の標高約三二五メートルの北西扇端部にあり、東北自動車道の建設工事に伴い、昭和五五年（一九八〇）・翌五六年に調査され、縄文時代竪穴住居跡・柱穴状ピット・墓壙状ピット・集石遺構などが検出された。竪穴住居跡は四六棟検出され、中期末一棟・後期末二棟のほかは晩期前葉である。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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