書き越す(読み)カキコス

デジタル大辞泉 「書き越す」の意味・読み・例文・類語

かき‐こ・す【書き越す】

[動サ四]書いてよこす。
初通しょつうよりして文章、命も取るほどに、次第次第に―・しぬ」〈浮・一代女・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「書き越す」の意味・読み・例文・類語

かき‐こ・す【書越】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 書いてよこす。書きおこす。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「御すがたを、一目見しより恋となって哥によみ、ふみにかきこさる」(出典:幸若・敦盛(室町末‐近世初))

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