書分ける(読み)カキワケル

デジタル大辞泉 「書分ける」の意味・読み・例文・類語

かき‐わ・ける【書(き)分ける】

[動カ下一][文]かきわ・く[カ下二]区別して書く。違えて書く。「登場人物を上手に―・ける」「律令制官庁は『大宰府』、地名は『太宰府』と―・ける」

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精選版 日本国語大辞典 「書分ける」の意味・読み・例文・類語

かき‐わ・ける【書分】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきわ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 区別して書く。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「修業して目は字を訓分け、手は字を書分(カキワ)け」(出典:文明田舎問答(1878)〈松田敏足〉学校)

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