書笥(読み)しょし

精選版 日本国語大辞典 「書笥」の意味・読み・例文・類語

しょ‐し【書笥】

  1. 〘 名詞 〙 書籍・書類を入れる箱。本箱書箱。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「違ひ棚には帙に入りし書物と洋書を列べ、側らに大いなる書笥ありて湖月抄と書せり」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐為韋京兆祭太常崔少卿文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「書笥」の読み・字形・画数・意味

【書笥】しよし

本箱。

字通「書」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android