曹源一滴水(読み)そうげんのいってきすい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「曹源一滴水」の意味・わかりやすい解説

曹源一滴水
そうげんのいってきすい

禅宗用語。正統なる禅のこと。中国禅は達磨初祖として伝承されたが,第六祖慧能によって新たな展開をみた。日本の禅はこの慧能の流れをくむものとされる。慧能は曹渓山宝林寺に住んでいたところから,曹渓の六祖を源泉として展開した正伝仏法一滴の水と比喩的に表現している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む