最小抵抗線(読み)さいしょうていこうせん(その他表記)burden line of least resistance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最小抵抗線」の意味・わかりやすい解説

最小抵抗線
さいしょうていこうせん
burden line of least resistance

一般には装填した爆薬中心から自由面までの最短距離をいう。厳密にはクレーターテストにおける球状装薬の中心から自由面までの最短距離をいう。この方向は装薬の中心から自由面に直角直線の方向に一致し,その直線は爆薬が爆発した場合抵抗の最も少い方向を示すものであるから最小抵抗線という。最小抵抗線は,実際発破において装薬量算定の基礎になるなど,これを考慮しない発破法は存在しないということができるほど重要なものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む