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発破 はっぱ blasting

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

発破
はっぱ
blasting

鉱山,炭鉱,土木工事などで,爆薬を爆発させ,その力によって,岩石などを破壊すること。削岩機などで岩石に発破孔をあけ,雷管を取付けた爆薬を装填,その上に粘土などで栓をし,導火線や電気で雷管を起爆させ,その力で爆薬を爆発させる。

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デジタル大辞泉の解説

はっ‐ぱ【発破】

爆薬を仕掛けて岩石などを爆破すること。また、その爆薬。

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百科事典マイペディアの解説

発破【はっぱ】

鉱山,採石,土木工事その他における岩石などの爆破作業。削岩機などで掘った穴の中や,岩石表面に置いた火薬を爆発させる。岩石の空気に接する面(自由面という)が多いほど爆破能率がよい。

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世界大百科事典 第2版の解説

はっぱ【発破 blasting】

発破は爆破と同義語であるが,爆破という語にはより学術的なニュアンスがあり,発破という語はその慣用語であるとする見方もある。また軍事用には爆破が,工業用には発破がというように,使われる分野によって区別することもある。 可燃性ガスに引火した場合のように,物質が急激にその容積を増大する現象を爆発というが,その爆発を利用して物体を破壊する作業を発破または爆破という。そして,そのために用いる薬剤が火薬あるいは爆薬で,総称して火薬類といわれる。

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大辞林 第三版の解説

はっぱ【発破】

爆薬の爆発力を利用して、岩石や鉱石を破砕すること。また、これに用いる爆薬。
[句項目]

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

発破
はっぱ

爆薬を用いて物体を破壊すること。堅固な岩石などの掘削、鉱石や石炭の採掘に用いられる。発破作業は、爆薬を装填(そうてん)する発破孔の穿孔(せんこう)、爆薬の装填、込物(こめもの)による発破孔の閉塞(へいそく)、点火などの一連の工程からなる。発破孔の穿孔は、たがねとハンマーによる手掘りと、削岩機、オーガーなどによる機械掘りとがある。手掘りは小規模鉱山などで特別に行うだけで、一般に削岩機が用いられ、石炭層など軟質体にはオーガーが用いられる。削岩機などによる機械掘りに対し、酸素と燃料油の燃焼炎をノズルから噴射して堅い岩石を溶かして穿孔する方法がある。これをジェットピアシングという。発破孔が穿孔されると雷管を取り付けた爆薬(親ダイ)と殉爆させる爆薬とを順次孔底まで木製の込め棒で押し込む。次に砂または粘土を発破孔の口元まで押し込む。これを込物といい、発破時の粉塵(ふんじん)および硝煙を防止するため爆薬に接して水を満たしたビニル袋(水袋)を込物として使用することもある。込物は発破効果を高め、炭層発破ではガス・炭塵爆発を防止するために行う。発破の点火には、工業雷管に導火線をつけライターなどで点火する導火線発破と、電気雷管の脚線を発破母線を経由して発破器につなぎ所定の電流で点火する電気発破とがある。[房村信雄]

種々の発破法

坑道掘進の切羽(きりは)面などでは、その中心部に数本の発破孔を特殊な配置で設け、この部分を最初に発破する。これを心抜(しんぬき)発破という。次にその周囲部分に配置した発破孔の発破を順次行って全面の発破を完了する。このように数発ずつ順次発破する方法を段発発破といい、導火線発破では導火線の長さで段発間隔を調整し、電気発破では発火時間の異なる数段の遅発雷管またはミリセコンド雷管を用いる。後者を用いたものをミリセコンド発破という。多数の発破孔を同時に爆発させる方法を斉発発破、山腹などに坑道を掘進して坑室を設け、多量の爆薬を装填して爆発させる大規模発破を坑道発破または坑室発破、5~10メートル以上の長い発破孔によるものを長孔発破、坑道掘進で周壁の仕上り面が滑らかになるように配慮して行う発破をスムーズブラスティングという。発破は、被破壊物の物性、爆薬の種類、発破方法などによって、単位量の爆砕に必要な爆薬量がほぼ一定している。これを標準装薬といい、爆薬量が多すぎるとき過装薬、少なすぎるとき弱装薬という。標準装薬ではないときは大塊を生じやすく、これに対して二次発破により小割(こわり)しなければならないことがある。この種の小割発破では発破孔を設けず大塊上に爆薬を置き、粘土などで覆って爆砕することもある。これを貼付(はりつけ)発破という。[房村信雄]

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世界大百科事典内の発破の言及

【炭鉱】より

…坑道のうち,岩石中に設けられるものを岩石坑道,炭層中に設けられるものを沿層坑道という。坑道掘進は削岩機で孔をうがち,その中に爆薬を装てん(塡)して爆破するが,これを発破という。破砕された岩石や石炭は積込機や手積みで鉱車に積み込まれ,坑外に搬出される。…

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