月並\月次の絵(読み)つきなみのえ

精選版 日本国語大辞典 「月並\月次の絵」の意味・読み・例文・類語

つきなみ【月並・月次】 の 絵(え)

  1. 一年一二か月のそれぞれの月を代表する景色行事を順々に描いた絵。屏風絵巻に整えられた。四季の絵。つきなみえ
    1. [初出の実例]「内裏に女親王たちの御れうに、月令の絵かかせたまひて」(出典:順集(983頃))
    2. 「例の月なみの絵も、見なれぬさまに、言の葉を書き続けて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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