精選版 日本国語大辞典 「月星」の意味・読み・例文・類語
つき‐ほし【月星】
- 〘 名詞 〙
- ① 月と星。
- [初出の実例]「雲のうへよりひびき、地のしたよりとよみ、風、くもうごきて、月ほしさわぐ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下)
- ② 紋所の名。月と星とを組み合わせたもの。
- ③ 「つきほしひ(月星日)」の略。
- [初出の実例]「月星(つきホシ)とまつ鶯の初音哉〈如雲〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...