月桂院(読み)げつけいいん

日本歴史地名大系 「月桂院」の解説

月桂院
げつけいいん

[現在地名]揖斐川町長良

長良ながら集落の北東権現ごんげん山南麓にある曹洞宗寺院。本尊釈迦如来。稲葉一鉄の墓があることで知られる。一鉄は天正九年(一五八一)に没した正室月桂周芳の霊を弔うために当寺を建立。一鉄稲葉良通は守護土岐頼芸に仕え、主家没落後は斎藤氏に従い、曾根そね(現大垣市)に拠って西濃三人衆の一人として武名をあげた。永禄期(一五五八―七〇)には織田信長に従い、天下統一の諸戦で美濃の武将らを率いて戦功をあげる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む