月白(読み)ツキシロ

デジタル大辞泉 「月白」の意味・読み・例文・類語

つき‐しろ【月白/月代】

月の出ようとするとき、東の空が白んで明るく見えること。 秋》
「いつか―のした、うす明るい空にそむいて」〈芥川偸盗

つき‐じろ【月白】

額に白い毛のまじっている馬。つきびたい。ひたいじろ。ほしづき。

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精選版 日本国語大辞典 「月白」の意味・読み・例文・類語

つき‐しろ【月白・月代】

  1. 〘 名詞 〙 月が出ようとする時、東の空が白く明るく見えてくること。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「いでぬまの月しろにみむあまつぼし 有明までの雲隠れする」(出典:大斎院御集(11C初))
    2. 「月しろや膝に手を置宵の宿〈芭蕉〉 萩しらけたるひじり行燈〈正秀〉」(出典:俳諧・笈日記(1695)上)

つき‐じろ【月白】

  1. 〘 名詞 〙 額に白い斑毛のある馬。つきびたい。ほしづき。ひたいじろ。戴星(うびたい)の馬。

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普及版 字通 「月白」の読み・字形・画数・意味

【月白】げつぱく

月が皓い。

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