偸盗(読み)チュウトウ

大辞林 第三版の解説

ちゅうとう【偸盗】

( 名 ) スル
〔「ちゅう」は呉音〕
人の物を盗むこと。また、盗人。とうとう。 「或る所に-入りたりけり/著聞 12」 「 -すべからず/どちりなきりしたん」

とうとう【偸盗】

〔「とう(偸)」は漢音〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ちゅう‐とう チウタウ【偸盗】

〘名〙 (「ちゅう」は「偸」の慣用音) 仏教で、十悪の一つ。盗むこと。また、その人。ぬすびと。どろぼう。
※万葉(8C後)五・悲歎俗道仮合即離易去難留詩序「謂一不殺生二不偸盗三不邪婬四不妄語五不飲酒也」
古今著聞集(1254)一二「或所に偸盗入たりけり」 〔後漢書‐虞詡伝〕

とう‐とう ‥タウ【偸盗】

〘名〙 (「とう」は「偸」の漢音) 盗むこと。また、盗人。ちゅうとう。
※読本・昔話稲妻表紙(1806)三「五戒のうち、もっとも偸盗(トウタウ)をおもしとす」

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