月精寺(読み)げっせいじ

改訂新版 世界大百科事典 「月精寺」の意味・わかりやすい解説

月精寺 (げっせいじ)

韓国,江原道平昌郡珍富面の五台山中にある寺院。新羅善徳女王13年(644)創立。高麗の忠烈王33年(1307)再興と伝えられるが,李朝末期に全焼したので現在の諸建築はその後の作ばかりである。しかし伽藍の中心的位置にある八角九重石塔(全高約15m)は,高麗時代の八角石塔のうち,基壇から相輪まで完備した最も優美なる石塔で現在は韓国の国宝に指定されている。露盤,露鉢,受花までは石造で,それから上の青銅製相輪は様式的に後代のものと思われる。
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