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五台山 オデサン

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大辞林 第三版の解説

オデサン【五台山】

韓国の北東部、太白テベク山脈の高峰。五峰からなる。海抜1563メートル。月精寺などの仏教寺院が多い。ごだいさん。

ごだいさん【五台山】

中国、山西省北部の五台山脈の主峰。五峰からなる。海抜3058メートル。古くからの霊山で仏教寺院が多く、唐代には日本の僧も学んだ。元代以降チベット仏教の寺院も多い。清涼山。ウータイ-シャン。
多武峰とうのみねの別名。

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デジタル大辞泉の解説

ごだい‐さん【五台山】

中国山西省北東部の山。標高3058メートル。台状の五峰からなる。峨眉(がび)山天台山とともに中国仏教の三大霊場の一。文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の住む清涼山とされる。元代以降はチベット仏教の聖地。2009年、世界遺産文化遺産)に登録された。ウータイシャン
大韓民国北東部、太白(テベク)山脈中の山。標高1563メートル。仏教の霊場で、月精寺(げっしょうじ)がある。オデサン
多武峰(とうのみね)の別名。

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監修:松村明
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世界遺産詳解の解説

ごだいさん【五台山】

2009年に登録された世界遺産(文化遺産)。中国山西省東北部に位置する。峨嵋山、九華山、普陀山と並ぶ中国四大仏教名山の一つで、5つの主要な峰があり、文殊菩薩の聖地である。ここには、53の寺院群があり、顕通寺、塔院寺、菩薩頂、黛螺頂などがある。これらは、1~20世紀初期までの間に建造されたものである。また、漢族とチベット族が並存してきた、仏教、ラマ教チベット仏教)の聖地でもある。◇英名はMount Wutai

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版の解説

ごだいさん【五台山 Wǔ tái shān】

中国山西省にある山脈の主峰五山を指す。《華厳経》の受持にともない,5世紀ころから文殊菩薩の住む清涼山にあたると信ぜられ,普賢菩薩の峨嵋山,観音の補陀落山とともに中国三大仏教聖地の一つとなった。浄土教の曇鸞(どんらん)がここに遊び聖跡に感じて出家した話は有名であるが,大塔院寺等いわゆる台中百ヶ寺の基礎が置かれたのも,このころである。窺基は弟子を率いて福田を行い,澄観は華厳寺で華厳,法華を講義,《華厳経疏》をあらわし,また高麗の慈蔵,北インドの仏陀波利,日本の玄昉(げんぼう)など外国僧の入山も相次いだ。

ごだいさん【五台山 Odae‐san】

朝鮮,江原道江陵,旌善,平昌の境の太白山脈の主脈にある満月山,長嶺山,麒麟山,亀王山,毘盧山の五山をさす。山中には月精寺が鎮座している。《三国遺事》によると,新羅末期,宝叱徒・孝明の兄弟が一千の徒を領してこの山に入り,結社を結び国家安泰,百穀豊穣を祈る宗儀を行い,のち孝明は新羅の王位についたという。これは五台山が元来その山中で修行して霊力を獲得するための聖山であったことを示している。主峰の毘盧山(1563m)は朝鮮民族の固有信仰〈光明の世界〉を意味する〈プル〉の仏教的表現である。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

五台山
ごだいさん

「ウータイ (五台) 山」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内の五台山の言及

【観音】より

…宋代以後,禅宗を除いて,仏教は一般に衰退したのに,観音信仰だけはあらゆる階層に浸透流行し,一般民衆の生活と深い関連をもったのである。観音の霊場として最も崇信されたのは,浙江省舟山列島の普陀山で,文殊をまつる山西省の五台山,普賢をまつる四川省の峨嵋山とともに,天下の三大仏教道場とされた。とくに海上商人や漁師の信仰をうけたこの普陀山の開基は,日本の入唐僧の慧萼と伝えられている。…

【巡礼】より

…これに対して仏教の巡礼路は,釈迦の誕生(ルンビニー),成道(ブッダガヤー),説法(ワーラナシー),入滅(クシナガラ)を記念する四大聖地を結びつけたものであるが,そのコースがさきの《マハーバーラタ》に記されている巡礼路の一部と重なっているのは興味深い。中国では古くから天台山や五台山への巡拝が発達し,その伝統は日本にも影響して,とくに修行の場としての霊山を中心に受け継がれていったが,中世以降になると〈観音三十三所巡礼〉と〈四国八十八ヵ所遍路〉が庶民の間に盛んになった。広い地域に散在する寺院や霊場をゆるやかな円運動を描いて巡るところはインドの場合と同じであるが,カミやホトケに見守られつつ行脚する旅であるところに特色がみられる。…

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