故事成語を知る辞典 の解説 月落ち烏啼いて霜天に満つ 秋の寒い夜の旅情をうたった詩句。 [由来] 八世紀の中国、唐王朝の時代の中国の詩人、張ちょう継けいが、現在の江蘇省蘇州市で作った「楓ふう橋きょう夜や泊はく」という詩の冒頭の一句から。「月落ち烏啼いて霜天に満つ(月は傾き、カラスが鳴いて、霜の気配が夜空に満ちわたる)」のあと、旅の夜、船の中で横になりながら、寝つけずに寺の鐘を聞く心情がうたわれています。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by