月谷村(読み)つきやむら

日本歴史地名大系 「月谷村」の解説

月谷村
つきやむら

[現在地名]足利市月谷町

ふくろ川の上流域に位置し、北西行道ぎようどう山、西に角欠すみかき山、南に福和田ふくわだ山がそびえ、東は和田わだ山で田島たじま村に接する。北方の行道峠・馬打うまうち峠を経て松田まつだ村に至る。鑁阿寺樺崎縁起并仏事次第(鑁阿寺文書)によると、「月谷郷」内に鑁阿ばんな寺多宝塔修正会のための免田(塔免と号す)が設定されており、宝永四年(一七〇七)の鑁阿寺略縁起(同文書)には同寺の供僧一二院制発足の際に「月谷・飯塚両邑」が寄進されたとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android