有効電荷(読み)ゆうこうでんか

最新 地学事典 「有効電荷」の解説

ゆうこうでんか
有効電荷

effective charge

イオン結晶において,各イオンが結晶内部で実効的にもつ電荷は,各イオンが独立して存在するときの形式電荷(Mg2+は+2, O2-は-2等)の値とは異なる。このイオンの結晶内電荷を有効電荷(effective charge),実効電荷(net charge),原子電荷(atomic charge),部分電荷(partial charge)等と呼ぶが,結晶内電荷の定義の困難と観測上の困難から一般的な定義はない。これらの電荷値はX線や分子軌道法による電荷密度解析,イオンモデルを適用した格子力学等の方法より推定されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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