実効再生産数(読み)ジッコウサイセイサンスウ

  • じっこうさいせいさんすう〔ジツカウ〕

デジタル大辞泉の解説

感染症流行している集団において、ある時点で、一人の感染者から二次感染する人数平均値。再生産が1を上回ると、一人の感染者が複数の人に感染させるため、流行は拡大し、1を下回ると、感染者数が減少し、流行は起きないか、収束に向かうと考えられる。R(effective reproductive number)。R(effective reproductive number)。
[補説]基本再生産数が、その感染症に対する免疫を持っていない集団を対象とするのに対し、実効再生産数は、感染が流行中、あるいは、感染が広がって免疫を持つ人が増えている段階での、感染の広がりやすさを示している。感染症が広がると、時間の経過とともに、免疫を持つ人が増え、感染する可能性のある人の数は減っていく。結果として、再生産数は、感染の広がりとともに低下し、感染は収束に向かう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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