有機堆積鉱床(読み)ゆうきたいせきこうしょう

最新 地学事典 「有機堆積鉱床」の解説

ゆうきたいせきこうしょう
有機堆積鉱床

organic-sedimentary deposit

生物の作用により生成した鉱床。生物化学的堆積鉱床・生物岩堆積成鉱床とも。水溶液中の可溶成分が生物体内に吸収固定されて生物遺体がそのまま堆積した石灰岩・苦灰岩・チョーク・珪藻土など,生物遺体から変化して生成した石炭・石油・天然ガスなど,生物体内の元素がそのまま,または新しい鉱物として濃集したグアノ型リン鉱床,スウェーデンの明ばん頁岩中のウラン鉱床などがある。鉄鉱層のうち鉄バクテリアの作用の明らかなものはこの型に属するが,微生物の生化学作用による沈殿と無機的作用による沈殿とは識別困難な場合が多い。瀝青質頁岩に伴う金属鉱床や燃料鉱床のみをこの型とする分類法もある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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