デジタル大辞泉 「有機触媒」の意味・読み・例文・類語 ゆうき‐しょくばい〔イウキ‐〕【有機触媒】 低分子有機物の触媒。金属元素を含まず、炭素・水素・酸素・窒素などからなる。金属触媒に比べて安価で、環境負荷が小さいものが多い。酵素と異なり、高温や酸性の下でも利用できる。主に不斉合成を制御する有機触媒が、医薬品などの製造に広く用いられている。有機分子触媒。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例