有機触媒(読み)ユウキショクバイ

デジタル大辞泉 「有機触媒」の意味・読み・例文・類語

ゆうき‐しょくばい〔イウキ‐〕【有機触媒】

低分子有機物触媒金属元素を含まず、炭素水素酸素窒素などからなる。金属触媒に比べて安価で、環境負荷が小さいものが多い。酵素と異なり、高温酸性の下でも利用できる。主に不斉合成を制御する有機触媒が、医薬品などの製造に広く用いられている。有機分子触媒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android