精選版 日本国語大辞典 「有無中道」の意味・読み・例文・類語 うむ‐ちゅうどう‥チュウダウ【有無中道】 〘 名詞 〙 仏語。天台宗における空仮中の考え方で、有と無と中道との関係において、中道は、有にも無にもかたよらないで、しかもこれらをかねそなえた悟りの境地とする。[初出の実例]「切位の幽姿を成て、有無中道の見風の曲体、寵深花風なり」(出典:九位(1428頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例