朝妻町(読み)あさづまちよう

日本歴史地名大系 「朝妻町」の解説

朝妻町
あさづまちよう

下京区間之町通五条上ル

南北に通る間之町あいのまち通を挟む両側町。

平安京の条坊では左京六条四坊一保二町の地。鎌倉時代、当町は万寿禅まんじゆぜん(万寿寺)の寺域であった。

慶長年間(一五九六―一六一五)以来、秋月あきづき町と称したといわれるが(坊目誌)、寛永一四年(一六三七)洛中絵図には、既に「まんじゆうじあさつま丁」とみえ、以後変更はない。町名由来は不詳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android