朝屋村(読み)ちようやむら

日本歴史地名大系 「朝屋村」の解説

朝屋村
ちようやむら

[現在地名]上野市朝屋

長田ながた村の南。西の山地いけかわ一―四号古墳竜王子りゆうおうじ塚古墳など、その東下の内屋敷うちやしき馬塚うまづか古墳などがある。天喜四年(一〇五六)散位藤原実遠所領譲状案(東南院文書)に「長田郷教屋村 在条里坪付」とある「教屋村」は当村といわれ、長田川(木津川)西の段丘面に条里遺構が認められる。享保一六年(一七三一)居検地を改め、本高四七五・〇九八石、平高五三七・一五石、寛延(一七四八―五一)頃の戸数八八、人口三八六、馬二一、社寺は若宮権現八幡・天神二座・白山権現・弁才天、多聞たもん寺・龍王りゆうおう寺・金七世塋(宗国史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android