朝廻(読み)あさまわり

精選版 日本国語大辞典 「朝廻」の意味・読み・例文・類語

あさ‐まわり‥まはり【朝廻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遊里で、朝早く雇い男が二階をみまわること。
    1. [初出の実例]「あさまはりのといやねいりをとられ」(出典:洒落本・金枕遊女相談(1772‐81頃))
  3. 遊女屋の雇い男が朝、客の帰ったあとの遊女部屋に忍び込むこと。朝参り
    1. [初出の実例]「こんたアこのあいだも小春さんのところへ朝廻りにいって、枕でおもいれくらアされたじゃふねへか」(出典:洒落本・富岡八幡鐘(1802)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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