朝来群山県立自然公園(読み)あさごぐんざんけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「朝来群山県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

朝来群山県立自然公園
あさごぐんざんけんりつしぜんこうえん

兵庫県中東部の山岳地帯を占める自然公園。面積 147.66km2。 1958年指定。 1991年区域変更。朝来市丹波市多可町にまたがり,粟鹿山 (962m) を主峰とし,朝来山,青倉山などが群立する。域内には渓谷美やダムで知られる市川の源流黒川沿いの生野渓谷,サクラの名所立雲峡,カエデで有名な遠谿祖雄禅師ゆかりの高源寺などの景勝地中世竹田城跡 (国指定史跡) ,鎌倉時代の石仏群で知られる岩屋観音などの文化財がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android