岩屋観音(読み)いわやかんのん

日本歴史地名大系 「岩屋観音」の解説

岩屋観音
いわやかんのん

[現在地名]虻田郡豊浦町字礼文華

小幌こぼろ海岸美利加びりか浜の自然の洞窟(小幌洞窟)に安置されている観音像。岩谷観音とも書く。一六六六年(寛文六年)円空がレブンゲの岩屋で観音像を鉈で刻んで安置し、さらにこの洞窟で数多くの仏像を刻んだが、現在これらの仏像は洞爺とうや湖の観音堂や苫小牧市樽前たるまえ神社に安置されている。「北夷談」によると、一七九九年(寛政一一年)にレブンゲから一里半ほどのケホユという所の岩穴で、四体の木像が発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む