朝谷村(読み)あさだにむら

日本歴史地名大系 「朝谷村」の解説

朝谷村
あさだにむら

[現在地名]美山町朝谷

足羽川を挟んでしな村の西南方、山麓にある。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では南宇坂上みなみうさかかみ郷に含まれ、村名は正保郷帳にみえ、田方四二石余・畠方一二八石余。福井藩領。

当村より分村したと伝える対岸朝谷島あさだにじま村との間に朝谷の渡がある。村の東端に位置し、美濃街道から池田いけだ道へ通じる足羽川の渡船場であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む