木ノ実峠(読み)きのみとうげ

日本歴史地名大系 「木ノ実峠」の解説

木ノ実峠
きのみとうげ

上矢作町と岩村いわむら町の境界にある標高七八六メートルの峠。恵那市と上矢作町を経て愛知県北設楽きたしたら稲武いなぶ町方面を結ぶ国道二五七号が通る。また上矢作町からは長野県へつながる国道四一八号が分岐する。昭和六年(一九三一)峠の西に木ノ実隧道が開通した。往古より信州飯田と名古屋を結ぶ中馬ちゆうま街道と城下町岩村(現岩村町)を結ぶ交通の要所であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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