精選版 日本国語大辞典 「岩村」の意味・読み・例文・類語
いわむらいはむら【岩村】
- 姓氏の一つ。
東は相模湾、西は
「吾妻鏡」治承四年(一一八〇)八月二七日条に源頼朝に先立ち石橋山合戦に敗れた北条時政らが「自土肥郷岩浦令乗船」とある。また「源平盛衰記」には「真鶴岩が崎」より頼朝主従が船出したとしている。「風土記稿」には敵の追跡を免れた頼朝が喜びのあまり「
近世は小田原藩領。寛永初期の村高六三石余(小田原領西筋村々高ノ帳)。特産は安山岩の小松石。南西の字
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
岐阜県南東部、恵那郡(えなぐん)にあった旧町名(岩村町(ちょう))。現在は恵那市の中央東部を占める一地区。1889年(明治22)町制施行。1954年(昭和29)本郷村と合併。2004年(平成16)恵那市に合併。旧町域の中央に明知鉄道(あけちてつどう)が通じ、国道257号、363号、418号が走る。岩村藩(1702年以後松平氏)3万石の城下町を母体とし、恵那郡南部の商業中心町として発達した。町並みに城下町の名残(なごり)をとどめる岩村町本通りは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。江戸時代の儒学者林述斎(じゅっさい)、佐藤一斎(いっさい)や下田歌子(うたこ)ら多くの名士を生んだ所で、岩村歴史資料館などがある。標高721メートルの城山にあった岩村城は、鎌倉時代、加藤景廉(かげかど)によって築かれた山城(やまじろ)で、城跡からの眺めが雄大。富田(とみだ)ハナノキ自生地は国指定天然記念物。
[上島正徳]
『『岩村町史』(1961・岩村町)』
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