木ノ谷村(読み)きのたにむら

日本歴史地名大系 「木ノ谷村」の解説

木ノ谷村
きのたにむら

[現在地名]山崎町木ノ谷

揖保いぼ川の中流左岸に位置し、対岸清野せいの村。木谷・木之谷、さらには木野谷村(寛文朱印留)とも記される。中世には神戸かんべ(神戸郷)に含まれていた。年月日未詳の神戸本所・半済名々注文(伊和神社文書)に「木谷」とみえる。享徳三年(一四五四)一〇月の一宮領并神官・社僧等拘持田畠注文案(同文書)には不作方として朝田犬法師の給分地木谷守武名が記され、田四段のうち二月二二日祭用の二段の分銭は二六〇文、四月一五日祭用の二段は一段が河成のため分銭一〇〇文である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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