木之本町(読み)きのもとちよう

日本歴史地名大系 「木之本町」の解説

木之本町
きのもとちよう

面積:八八・四四平方キロ

伊香郡の東部から中央南寄りに位置し、東は岐阜県揖斐いび坂内さかうち村、東浅井ひがしあざい郡浅井町、南は高月たかつき町、北は余呉よご町、西は琵琶湖に面する。北東部は山岳地帯で境界上に横山よこやま(一一三一・七メートル)土蔵つちくら(一〇〇八メートル)己高こだかみ(九二二・六メートル)などがある。西部にもしずたけ山系に続く低山地が連なり、町域の八割以上が山林。南西部に湖北平野が開ける。土蔵岳に発し南西流する杉野すぎの川が、余呉町から流入する高時たかとき(丹生川)と中央部で合して南流、同じく余呉町から流れ込む余呉川が西部山麓を南流、同川支流あか川が北部の大箕おおみ(五三二・五メートル)に発し、田上たがみ山東麓を経て南西流する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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