木原家住宅(読み)きはらけじゆうたく

日本歴史地名大系 「木原家住宅」の解説

木原家住宅
きはらけじゆうたく

[現在地名]東広島市高屋町白市

白市しらいちのほぼ中心、南北に走る通りに西面し、近世初期の町屋形式を残す民家。鬼瓦の銘から寛文五年(一六六五)創建と考えられ、国指定重要文化財。桁行一二・六メートル、梁間一五・五メートルの一重切妻造で、一部に納戸として使われたと思われる二階がつく。玄関を入ると奥まで続く土間に面して左側に手前から「みせ」「なかのま」「つぎのま」「だいどこ」が並び、さらに左側に手前から「ざしき」「おくのま」「なんど」「たかま」がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android