木古庭村(読み)きこばむら

日本歴史地名大系 「木古庭村」の解説

木古庭村
きこばむら

[現在地名]葉山町木古庭

下山しもやま川の上流山村で、東は池上いけがみ(現横須賀市)、西は大沢おおさわ川を隔てて上山口かみやまぐち村。浦賀うらが道が東西に貫く。小田原衆所領役帳には宮下弥四郎「六拾一貫六百五拾文 三浦木古庭」とあり、天正九年(一五八一)二月二日北条氏規は「木古庭百姓中」に宛てて「木古庭之郷領主宮下、闕落ニ付而、諸百姓等郷中明之由申上候、何之郡郷ニ有之共、早々罷戻、如前々諸役等可走廻」ことを命じた(「北条氏規朱印状写」県史三)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む