木戸留(読み)きどどめ

精選版 日本国語大辞典 「木戸留」の意味・読み・例文・類語

きど‐どめ【木戸留】

  1. 〘 名詞 〙 芝居、相撲、見世物などの興行で、満員のために客の入場を一時さしとめること。札留(ふだどめ)
    1. [初出の実例]「三軒が三軒見て来た芝居の木戸留であった事、秩父縞の月賦売が却って格安の事や何かを」(出典:茗荷畠(1907)〈真山青果〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android