日本歴史地名大系 「木挽町三丁目」の解説 木挽町三丁目こびきちようさんちようめ 東京都：中央区旧京橋区地区木挽町三丁目[現在地名]中央区銀座（ぎんざ）四丁目木挽町二丁目の南に続く片側町。東は武家地、西は三十間（さんじつけん）堀。南の木挽町四丁目との間に三十間堀西岸の三十間堀四丁目・同五丁目とを結ぶ三原（みはら）橋が架かる。安永三年小間附町鑑によると京間六七間半、公役銀を納める。名主は松村（まつむら）町と同じ。明治五年（一八七二）東側の旧武家地を合併。同所は沿革図書によれば延宝年中（一六七三―八一）には東部は丹後峯山藩京極氏屋敷、西部は旗本朽木氏と小出氏の各屋敷であったが、享保三年（一七一八）西部の旧旗本屋敷地は木挽町四丁目代地となり、東・西両側に新道が付けられた。同一五年には再び旗本屋敷地に復した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
