木木像(読み)きもくぞう

精選版 日本国語大辞典 「木木像」の意味・読み・例文・類語

き‐もくぞう‥モクザウ【木木像】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もくぞう(木像)男重宝記(元祿六年)(1693)〕
  3. 木像のように、人情を解しない堅苦しい人のたとえ。堅物
    1. [初出の実例]「わいらが様な、き木像(モクザウ)ではいかぬ」(出典歌舞伎桑名屋徳蔵入船物語(1770)口明)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android