木木像(読み)きもくぞう

精選版 日本国語大辞典 「木木像」の意味・読み・例文・類語

き‐もくぞう ‥モクザウ【木木像】

〘名〙
① =もくぞう(木像)男重宝記(元祿六年)(1693)〕
木像のように、人情を解しない堅苦しい人のたとえ。堅物
歌舞伎桑名屋徳蔵入船物語(1770)口明「わいらが様な、き木像(モクザウ)ではいかぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android