木本野(読み)このもとの

日本歴史地名大系 「木本野」の解説

木本野
このもとの

大野城下の南、清滝(きよたき)川と阿難祖(あどそ)山に囲まれた原野。「越前地理指南」は、木本地頭(このもとじとう)村の項に「木本野 長拾六町幅拾三町、真中ニ通路アリ」と記す。元禄一一年(一六九八)の寅之年村々明細帳(島田家文書)にみえる木本地頭村の新高四二七・八〇九石はここを開拓してできた枝村の木本新田村のことと推定される。

宝暦二年(一七五二)一一月、この原野をめぐって大野藩領大野町ほか九村、鯖江藩領二村、幕府領三村、美濃国郡上藩領二村の村々計一町一六村が争いとなったが、これに関連して「国事叢記」は木本野を次のように説明している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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